日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

日本でもドイツのように原発ゼロは実現できる!

 「人類は原発と共存できない・一日も早く原発をゼロに」

 今日は群馬県庁の昭和庁舎会議室で開かれた前橋革新懇主催の記念講演に参加しました。
講師は日本共産党政策委員会の小松公生氏で、元赤旗記者・不破議長の衆議院時代の秘書などの経歴を持った方でした。

 最初に日本が世界でもトップクラスの原発大国になったのは、原発利益共同体とも言える関係が作られたからという事実から話が始まりました。
 
  原子力村ペンタゴン(5角形)とは

1、財界~原発マネーに群がる企業(東芝・三菱・三井造船・電力会社など)政治家への政治献金・官僚の天下りの受け入れ・マスコミに膨大な宣伝費支出・学者への研究費支出
2、政界~電力業界や原発業界の政治的代弁者の役割
3、官界~安全神話を垂れ流し膨大な原発予算を編成
4、学界~原発の持つ本質的な危険性を覆い隠す御用学者・研究者
5、マスメディア~財界の宣伝費で安全神話を宣伝

 「これらの多額な原発マネーは税金と電力料金から支出されていて、結局国民が負担させられている」という話がありました。

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  福島原発はまだ収束していない 

 「福島原発事故の収束を政府は昨年の12月に宣言したが、まだ放射性物質は毎日数億ベクレル放出し続けている。とくに4号機は膨大な使用済み核燃料がプールに保管されており、水で冷やし続けているプールが地震などで壊れれば、膨大な放射性物質が再び放出され『人類的な危機』といわれるる危険がある。とても収束したといえ状況ではない」と告発。

 ドイツは原発ゼロを国家意思として決断

 「このような危険な事実を電力業界が隠蔽したまま、原発を再稼働させようとしていることは問題。ドイツは議会で福島事故の教訓を踏まえ、メルケル首相が2023年までに現在ドイツ国内にある27基の原発を撤去する方針を提起、国会も議決している。それと比較して、日本は原発の年間2兆5000億円に及ぶ市場の確保をねらう財界が福島事故など馬耳東風という態度は許せない。それに言いなりの野田政権・枝野経済産業大臣の再稼働容認の発言は許せない。」との指摘がありました。

   群馬県は全面積の46%が放射能汚染地域
 
 「群馬県内も昨年の9月の政府の放射能測定で、1平方m当たり3万から10万ベクレルの放射能が測定され、3万ベクレル以上が全面積の4分の1に及んでいる。46%が汚染地域になっている。法にもとづく放射線管理区域は1平方m当たり4万ベクレル。したがって、決して安易に群馬県は心配ないといえるような状況ではない。」との指摘には全く共感しました。

    原発からの撤退の国民運動を!
 
 「いま、ひとたび原発事故が起これ場、時間的にも空間的にも社会的にもとどまることを知らない深刻な事態を引き起こす原発は人類と共存しないという世論が世界中で高まっている。どの世論調査でも60%が原発の撤退を求めています。原発に頼らず再生可能な自然エネルギーへの転換を求める声をあげよう」と呼びかけました。

 会場を埋め尽くした参加者からは、「東電は被害者への賠償責任を果たすべき」「夏の電力不足は本当か」「福島県庁がある福島市内の空間線量は7ミリシーベルトもある場所もある。本当に心配」「放射性物質に汚染された震災がれきの広域処理はどのように考えればよいのか」などの質問もあました。

 これに対して小松市がていねいに答えました。「東電の賠償責任は国家予算の4年分360兆円と想定されている。全面賠償のためには国有化も必要。電力不足は夏の猛暑の時期の数日間しかも1日の1~2時間だけ。電力不足を強調するのも原発利益共同体。原発がなくても大企業が平日休み夏場の数日だけ休日稼働すれば対応できる。福島の実態や原発事故収束のための労働者の安全を政府は重視すべき。戦争時代に兵士は最前線で戦わせて、指導者は安全なところで指揮することと同じ。がれき処理はどこまでが安全というしきい値歯ないので、市民合意や安全性についての多面的な角度からの検討が必要」

 この講演に参加してあらためて、国民の命の尊さを軽んじて、原発に群がる財界や政治・学者などの利益共同体の醜さに怒りを感じると同時に、原発ゼロにむけての私たち一人ひとりの運動の重要性を痛感しました。
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by hasegawakaoru | 2012-04-21 18:39 | 近況報告