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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

群馬県警による街頭宣伝の規制・妨害は許せません!

憲法21条の言論・表現の自由を守りましょう!

 街頭での宣伝は「言論・表現の自由」として憲法21条が国民の基本的人権として保障しています。ところが、群馬県警は、歩道上で一般の市民の交通に何の支障もなく行なっているハンドマイクによる宣伝やチラシの配布に規制や妨害を加えるという、事態が繰り返されています。

警察官が妨害を繰り返す

 7月19日の朝、群馬県労働組合会議が、県庁前で、「公務員の給与削減に反対し、すべての労働者の賃上げを!」とハンドマイクを使った街頭宣伝とビラ配布をしていたら、突然、警察官が現れて規制と妨害をしてきました。

 さらに、8月22日の朝、「街頭宣伝の自由を守ろう!」と、県庁前で、「街頭宣伝の自由を守る群馬の会」が宣伝していたら、12名もの私服・制服の警察官が、街頭宣伝をしていたメンバーを取り囲み、2台のビデオカメラと5台のカメラで撮影しながら威圧し、現場は騒然とした状況になりました。

 また、今日9月27日の朝、私も参加して「同会」がビラ配布とハンドマイク宣伝を行い、「言論の自由を守ろう!」と訴えていたところ、同じく約10名の警察官が規制・妨害をしてきました。(下の写真)

群馬県警による街頭宣伝の規制・妨害は許せません!_e0260114_1232622.jpg


ものが言えない暗黒社会の再来は許せません!

 警察は、「ハンドマイクやチラシ配布などの宣伝は、道路交通法にもとづく県警の条例・規則による許可申請が必要だ」と言っています。しかし、警察が根拠とする道路交通法で、公道上の市民の活動で許可が必要とされるのは、あくまでも「一般交通に著しい影響を及ぼす行為」に限られています。たとえば、道路を占用して行なう道路工事や街路樹剪定、露店や模擬店の出店などです。だからこそ、今回のような街頭でハンドマイクを使っての宣伝は、長年にわたり警察による規制は一切ありませんでした。また、裁判でも、「通常の方法によって行なうビラ配布は許可の必要はない」と言う判決が確定しているのです。

 いま、「原発なくせ!」「消費税増税反対などの運動など、多くの市民が街頭に出て、訴え、チラシを配り、署名の協力を求めて、思想信条にもとづくアピールが行われています。

 今回の警察の干渉は、こうした市民の運動を抑え、憲法改悪や秘密保護法などの制定を推進する危険な動きと密接に結びついたものです。国策に反する主張は、「弁士中止!」と国民を検束した戦前の暗黒政治の再来を絶対に繰り返させてはなりません。
 このような、検察による街頭宣伝の不当な規制や妨害を許さず、私たちが自由にものを言える社会にを守り抜きましょう!
by hasegawakaoru | 2013-09-27 12:03 | その他