日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

生活実態を把握しないまま生活や営業を脅かす滞納整理を改めよ!

税滞納者への差押さえ年間8千件、全国的にも異常な強権的な滞納整理

税金を滞納すれば、「悪質」と決め付け、容赦なく差し押さえ

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 前橋市は、相変わらず市民の暮らしの実態を無視したひどい税金の取立てを続けています。
昨年末の12月25日、生活に困窮し税金を滞納していた若い派遣社員のAさん(34歳)から、「12月分の給料を前橋市に全て差押えられた。助けて欲しい」と、前橋民商事務局を経由して私に相談が寄せられました。
 私は、御用納めの27日の午後、収納課に相談者とともに出向き、「長時間労働をしてやっと給料が振り込まれた預金を47万円も一挙に差押えて収納するのはひどすぎる。残金は数万円しかない。夫婦はお正月も安心して迎えられない。憲法25条が定める生存権を脅かす差押さえだ。少なくとも半分は解除して本人に還付すべき」と市収納課と交渉しました。
 しかし市当局は本人の言い分を十分聞こうともせず、「滞納者は悪質。解除できない」の一点張りで、全く相談にも応じませんでした。

市当局は年明けの再度の交渉にも応えず

 そこで年明けの1月7日と10日に再度、民主的な会計事務所の税理士とともに市収納課と交渉。私は「Aさんは、数年間正社員として雇用されず、派遣社員として失業と短期雇用を繰り返している。その中でも、納税の努力をしており、滞納していた税金を誠実に分納してきた。昨年の9月には、生活が苦しいために、結婚式も挙げられず入籍だけを済ませたことや、『12月には残額のおおよそ半分は納入するそれまで待って欲しい』と収納課職員に伝えるなど、完納に向けての努力を示していた。本人から生活状況を聞かないまま、突然給料のほぼ全額を差押さえたことは許せない。半分は解除し救済すべき」と訴えました。
 
 ところが、市収納課は要請に一切応えず、「いったん差押えた金額は解除できない」と硬直した態度をとり続けています。私は「Aさんは決して悪質滞納者ではありません。市は生活実態を把握し、分納を認めるべきです。今後も一部解除を求めます」と主張し続けています。

前橋市は高崎市の3倍もの差押さえ件数

 前橋市は24年度、市税や国保税の滞納者の不動産や債権(年金・給与・売掛金・預貯金)などを、8,366件も差押さえ、総額17億円を収納しました。
前橋市より3万人も人口が多い高崎市の差し押さえ件数は、2,677件(平成24年度)で、債権の差押さえは2,591件です。前橋市のようなひどい差押さえをしなくても現年分の市税の収納率は98%です。

ていねいな分納指導尽くさず、差押さえを最優先
 前橋市は『収納率は全国トップ水準』と誇っていますが、差押さえ件数は高崎市の5倍。税金の滞納者の多くは、病気や失業や経営不振による生活困窮者です。生活実態を十分把握しないまま、滞納者を短絡的に『悪質』と決め付け市民の生存権や零細業者の経営を問答無用で脅かしながら本来は最終手段である差押さえを濫用して収納率を上げても、決して評価できません。
市当局は繰り返し『差押さえによって、滞納者との折衝ができる。有効な滞納整理の手法』と説明しています。しかし、伝家の宝刀を真っ先に振りかざし、強権的に取り立てる事はやめるべきです。丁寧に分納指導し自主納付を実現すべきです。

納税相談者への市議会議員の同席も認めず

 市の収納課は、納税相談者への立会いを、弁護士・税理士・公認会計士に限定し、納税者の要請を受けた私たち市議会議員の立会いを拒否しています。
 市議会議員は、相談者の生活実態を把握し納税の義務を果たすよう努力を求めており、滞納者の計画的な自主納付を促しています。大阪市・福岡市でも本市のような対応はしていないし、県内自治体でもない異例な措置です。ただちに改善すべきです。

 市当局は「滞納者以外の人が同席していれば、守秘義務を果たすべき収納課職員の自由な納税指導ができなくなる。同席は認められない」と拒否していますが、私は、今後も納税相談者への立会いを収納課に強く求めます。
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by hasegawakaoru | 2014-01-22 18:36 | その他