日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

中学校の卒業式に参加して想う

日本の未来を担う全ての子ども達の幸せのための教育の実現を!
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 地元の中学校の卒業式に来賓として出席した。在校生の送辞も、卒業生の答辞も、保護者の謝辞も子ども達の中学生生活のさまざまな体験を交えた思いのこもった感動的な内容だった。
 しかし、式の冒頭の「君が代」の斉唱には強い違和感を感じた。音楽担当の女性教師が壇上で大きな声で歌いながら指揮棒を振り、出席者に斉唱を促していた。
 「天皇の世が千年も8千年も小さな石が大きな岩になって、苔が生えるまでも続くようにと願う」・・・戦前の軍国主義教育の復活を思わせるような卒業式に全くそぐわない場面に感じた。
 私は毎年のことであるが、「君が代」は歌わなかった。
いま、安倍首相が、解釈改憲を主張し、日本が攻められていなくともアメリカの戦争に参戦するための集団的自衛権の容認を宣言した。
 「再び子どもたちを戦場に送ってはならない」という決意が戦後教育の原点であったのではないか。壇上正面に掲げられた、前橋市の旗と国旗「日の丸」に深々と頭を下げる教職員や来賓の姿も異様だった。

 いま、教師は分かりやすい授業をするための教材研究をする時間も十分取れず、発達障害やいじめや不登校などで悩み苦しむ子ども達が増えている中で、子ども達にゆとりを持って向かい合えないほど多忙な日々を過ごしている。管理教育がますます強まり、校長や教育委員会に振り回されている。子ども達の成績や部活の成果が、教員評価や学校の評価に結びついている。1人の落ちこぼれも出さずに、全ての子どもの成長発達をねがう教職員ほど、心や体を病むほど苦しんでいる。こんな学校現場の状況を、教職員にも働きかけて、父母とともに力を合わせて変えて行きたいと思う。

 卒業生の「旅立ちの日に」の合唱に、多くの教師が感動して涙を流していた。私もあの旋律にいつも涙が出そうになるが、合唱を聞きながら、「日本の差別選別の教育を改め、すべての子どもたちが人間として大切にされて、未来の希望がかなう社会にしなければならない」という思いが、いつも卒業式のときにこみ上げてくる。

 子どもたちをテスト・テストで競争させて、低学年の頃から「できる子とできない子」に選別して、「できない子」にはそれなりの教育しかしない。一握りの「できる子」には中高一貫教育制度も作ってエリート教育をする。まさに、財界の望む人作りに、国も学校も追随している。教師の評価も、こうした教育に忠実な教師を高く評価する。ひどい状況だと思う。


 私は、こんな新自由主義的な教育をあらためて、すべての子どもを大切にする教育とそれを保障する小中高全学年の30人以下学級制度の実現、教職員の大幅増員、官製ワーキングプアーである非常勤職員をなくす、教育の父母負担をなくす、日の丸・君が代の強制をやめて平和教育を重視する・・・・など、日本共産党がめざす教育充実の政策を、市民とともに前進させたい。

 子ども達が卒業式で緊張した面持ちで卒業証書を受け取り、「ほたるの光」の流れる中で涙を流しながら会場を後にした姿を見ながら、「教育を良くするために、子ども達のために、これからも頑張ろう!」と決意した。
 
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by hasegawakaoru | 2014-03-13 22:47 | 市議会活動報告