日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

ハンセン病の差別と偏見をなくそう!草津町で市民学会を開催

重監房を復元し人権教育の拠点に
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 草津町で9~11日まで開かれたハンセン病市民学会に参加しました。酒井宏明県議とともに参加しました。
 古くから多くの湯治客でにぎわう群馬県草津町には国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園(くりうらくせんえん)」があります。その園内の一角に真新しい資料館ができました。かつて、「特別病室」の表札を掲げながら、コンクリート塀で囲い、鉄格子、南京錠で患者を監禁した「重監房」を国が復元したものです。
 官民一体となったハンセン病隔離政策の歴史を象徴する重監房が同地に設けられたのは1938年。園の自治会の記録によると、戦後の人権闘争で廃止されるまで各地から「草津送り」された患者は93人。わずかなご飯と梅干と漬物という粗末な食事による栄養失調と真冬でも暖房も電灯もない寒さの下で、そのうち23人が獄死しています。
 4畳半ほどの独房には小窓があるだけ。冬は零下20度近くまで下がるなか、霜に覆われ、床に凍り付いていた死体もあったそうです。500日以上も拘留された人もいて、「まさに孤独地獄、闇地獄、飢餓地獄、極寒地獄」だったと記されています。
 入獄者のほとんどは収容施設の管理者に「たてつく者」でしたが、ほぼすべての人が人間らしさのかけらもない非道・劣悪な処遇に立ち上がった人たちでした。それが懲罰の対象だったのです。重監房の名付け親で、同園自治会長の藤田三四郎さんは資料館の完成を喜び、「国家による人権侵害の歴史を二度とくり返さないためにも永久に残したい」と述べています。
 園内には基礎部分だけが残る重監房の跡地もあります。小鳥さえずる木立の中にたたずむと、命の尊厳を奪われた人びとの無念の叫びが、いまも聞こえてきます。

 あまりにもひどい人権無視の国の隔離・絶滅政策

 ハンセン病をめぐっては、1907年(明治四十年)に患者を隔離する法律「癩(らい)予防ニ関スル件」が制定され、政府は強制的な隔離政策を始めた。「無らい県運動」の嵐が全国に吹き荒れました。
 当初、全国で5箇所あった公立療養所は現在もつづく13箇所の国立療養所に移管されました。世界的には1956年の国際会議で、ハンセン病は伝染性が低く新薬(プロミン)による治療が可能になったとの共通認識から差別的な法律の撤廃や在宅治療の奨励が決議されましたが、日本政府は1953年成立の「らい予防法」が1996年に廃止されるまで約90年間もの長い間、患者隔離政策を続けました。 
療養所では断種や妊娠中絶などの人権侵害が公然と行われ、ハンセン病元患者に対する多くの差別や偏見が長い間続いてきました。
 長谷川議員は「元患者さんは、国策の誤りによって家族からも絶縁され、本名も隠さざるを得ないほどの辛い思いをしてこられました。多くが高齢になっておられるので、国が責任を持って十分な生活支援をすべきです」と述べています。

 ハンセン病の差別と偏見をなくすために生涯を尽くした谺雄二氏が死去
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 ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長として、元患者の権利保護を訴えた谺雄二(こだまゆうじ)さん(82)が11日午前3時54分、肺がんのため群馬県草津町の国立療養所栗生楽泉園(くりうらくせんえん)で死去しました。東京都出身。9日には全国ハンセン病療養所入所者協議会会長の神美知宏(こうみちひろ)さん(80)が市民学会のために訪れた草津町で急逝。国の隔離政策と闘ってきた人たちが次々と亡くなっている。 
 谺さんは7歳だった1939年にハンセン病を発病し、全生病院(現・国立療養所多磨全生園、東京都東村山市)へ入所。1951年から栗生楽泉園に移った。
 熊本と鹿児島の療養所入所者に続き、国の強制隔離政策を違憲として、1999年に東京地裁へ提訴。各地の原告団で結成した全国協議会の会長を務めた。
 隔離を違憲とし、国に賠償を命じた2001年の熊本地裁判決の確定を受けて和解に応じた後は、元患者の差別や偏見をなくし権利を守るハンセン病問題基本法の制定(2008年)に力を入れた。 入所者の高齢化と後遺症障害が進む中、国が強行した施設職員の大幅削減を告発し、処遇改善を訴え続けた。ハンセン病の正しい理解の普及と重監房復元にも尽力した。日本共産党員としても政治改革の先頭に立った。 詩人として多くの作品を発表。今年3月には、詩文集「死ぬふりだけでやめとけや」(みすず書房)を出版した。
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by hasegawakaoru | 2014-05-30 11:57 | その他