欠陥輸送機・オスプレイ来るな!榛東村で抗議行動
2014年 07月 30日
榛東村議会は、6月議会で欠陥米軍輸送機オスプレイの相馬原演習場での飛行訓練を容認し、自衛隊が今後17機購入するオスプレイの誘致を求める「決議」まで強行しました。日本共産党の柳田キミ子村議は、強く反対をSYつ徴しました。さらに阿久沢村長も、「村議会の決議と同じ認識」と表明し、何の根拠もなく「オスプレイは安全」と述べています。無責任に安全晋を振りまくことは許せません。
このような中、7月29日に沖縄の自民党県議団が「オスプレイの受け入れに感謝する」との意向を伝えるために、榛東村に表敬訪問に訪れました。
日本共産党や平和団体など約100名が榛東役場前に集まり(上・写真)、「オスプレイはアメリカに帰れ」「自衛隊への欠陥輸送機の導入反対」「戦争する国づくりやめ、平和と暮らしを守れ」と訴えました。
この抗議行動には、長谷川議員も参加し、村内の住宅団地などで「オスプレイの飛行に反対を!」と訴えました。訴えた詳細は、以下の通りです。
オスプレイは危険な欠陥輸送機
米軍の垂直離発着輸送機・オスプレイは、米軍の発表資料でも2006年から5年間で58件の墜落事故を起こし、30人以上の米兵の命を奪っている未完成の輸送機です。それにもかかわらず、2012年には国民の強い反対を無視して沖縄の普天間基地に配備され、その際の日米合意も守らず、住宅地上空で不安定な転換モードの飛行を続け、コンクリート塊のつり上げ訓練などの危険な飛行や深夜10時以降の飛行を繰り返しています。今、沖縄住民はこのようなオスプレイの飛行訓練に強い抗議の声を上げ、無条件撤去を強く求めているのです。
さらに、オスプレイは日本の航空法で定められているオートローテーション機能が付いていないために、エンジンが停止すればすぐに墜落するという重大な欠陥を持ちながら飛行を続けているのです。
榛東村議会のオスプレイの受け入れ表明は、このような危険を群馬県民に押し付ける重大な問題であり、翁Wの負担軽減どころか、米軍基地容認勢力に手を貸すものであり、危険な米軍機の飛行を全国に拡散することにほかなりません。
榛東村長が自衛隊のオスプレイの配備まで容認する背景は、自衛隊や米軍との良好な関係を維持して、国からの様々な補助金を有利に獲得するための意図があることは明らかです。墜落の危険や爆音で苦しむ住民生活を脅かしながら、公共事業促進のための補助金獲得は絶対に許せません。
安倍自民・公明政権の集団的自衛権行使容認など海外で戦争をする国づくりと一体の危険なオスプレイの配備に反対しましょう。