日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

相変わらず市民の生活を脅かす前橋市の税収納行政

やっと再就職できて、初めて預金口座に振り込まれた給料のほぼ全額を、すぐに市が差押え

  前橋市内の一人暮らしの男性・Aさん(48歳)から長谷川議員が相談を受けました。
Aさんは、失業し生活に困窮したために、昨年の国保税を7万4100円滞納していました。5月下旬には預金も底をついたので、社会福祉協議会から生活福祉資金10万円を借りて、なんとか生活することができ、8月から毎月1万円を返済することになっていました。
 就職活動を必死に続けて5月からやっとパートとして就職できたので、滞納している国保税も収納課と相談して分納しようと思っていました。そして、6月25日には、就職して初めての給料11万3千円が銀行口座に振り込まれました。「これから頑張ろう」と生活の再建の展望が開かれて、安堵感を感じていました。
 ところが、市の収納課職員が口座に残っていた11万3485円から、滞納していた国保税の7万4100円全額をその日のうちに差押えたのです。驚いたAさんから「残額は3万9385円では、アパートの家賃も払えないし、1か月後の給料日まで生活できない。職場に通う軽自動車のガソリン代も払えない。こんなひどい税金の取り立てを市行政がしてよいのか。滞納していることは責任があるが、行政がこれほどひどい差押えをシテよいのでしょうか」と相談を受けました。  
 私は「最低限度の生活を脅かす市の差押えは明らかに行き過ぎです。差押えの解除を求めて、市長あてに異議申し立てをすべき」と助言しました。

 市は異議申し立ての取り下げを求め、国保税を減額たものの、差押えの解除をせずにし残額を差押え

 Aさんからの7月7日付の異議申し立て書の送付を受けた前橋市は「審査には60日要する。滞納した国保税の減免もするので、異議申し立てを取り下げた方がよい」と(虚偽)説明。Aさんが同意したところ、7月14日に市は、「すぐに国保税を5万2千円減額(返還)し、2万2100円を7月21日に市は収納する」とAさんに通知しました。
 Aさんは「異議申し立てしなければ、国保税の減免も受けられず生存権が脅かされた。仕事が見つかり、これでやっと生活の見通しがついた時に、このようなひどい差押えをされて精神的なショックを受けた。市から謝罪はなかった」と話しています。
 生活実態を丁寧に聴取しないまま、税滞納者の給与や年金を一方的に差押える市のやり方は許せない。差押えによって生活を困窮する恐れがある場合には、徴収の猶予や執行停止などで救済すべきです。憲法25条で保障された税滞納者の最低限の生活を脅かす、前橋市の行き過ぎた税収納行政の改善が必要です。
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by hasegawakaoru | 2015-07-23 12:00 | 市議会活動報告