年金の株式運用をやめさせよう!
2015年 12月 13日
国民がコツコツ積み立てた年金約135兆円を運用する年金積立金管理運用独立行政法人GPIFが、7月から8月期のわずか3か月間に株式運用をして8兆円もの損失を出したと発表された。
国民の批判を無視して「成長戦略のため」「経済成長への投資に貢献するため」と言って、最大積立金の67%まで株式投資できるようにした安倍首相の責任は重大だ。
「年金財政が苦しい」と言いながら年金給付額を毎年のように減らし続け、その一方で、積立金を自らの政権維持のために株式投資し危険にさらす。大企業応援のアベノミクスの破たんを株価つり上げで取り繕おうとする。こんなひどいことは許されない。危険な株式運用を直ちにやめて、安全・確実な運用の原則に立ち返るべきだ。