参議院選挙・野党統一候補の擁立に力を尽くした共産党への期待拡がる
2016年 05月 27日
参議院選挙の群馬選挙区在住の大川久美子さん(48)は、野党統一候補の堀越啓仁氏の候補者擁立のために、「共産党は市民との約束を守り、そして真摯な対応をしてくれた。共産党に心から敬意を示したいから『比例は共産党』に必ず入れます」と話しています。
群馬選挙区の堀越氏の擁立で中心的な役割を果たした市民団体「群馬市民連合・へいわの風」は、県内で活動する戦争法廃止・原発ゼロ・憲法擁護などを求める市民運動団体代表らが呼びかけ人になり3月に発足。呼びかけ人の一人でもある大川さんは、「統一候補の擁立が実現できたのは夢のよう、でもここからがスタートだから」と気を引き締めています。
対立候補は6選を目指す中曽根康弘元首相の息子、元文部科学大臣の中曽根弘文参議院議員です。「共闘協定」には、共産党、民進党、社民党とともに「へいわの風」も調印に臨み、戦争法廃止や安倍政権の打倒をはじめ、格差社会や不公平税制の是正、原発に依存しない社会をめざすことなど6項目を盛り込みました。
昨年秋に安倍政権が戦争法を強行し、立憲主義と民主主義を踏みにじる中、1人区の群馬でも統一候補の擁立が必要と考えるようになった大川さんは赤旗日刊紙の購読もはじめました。
比例は必ず共産党!
大川さんは「全国の野党共闘の動きをつぶさに伝えてくれるのは『赤旗』だけ。全国の市民の仲間も励まされているのでは。丁寧な口調も足しにない特徴で、市民の視点を大切にしている共産党の立ち位置がよく表れているなと感じます」と感想を述べています。また、「有権者一人ひとりが『民主主義って何だ』という問いを持ち続けなければいけないと思う。私は市民の力を、民主主義を信じています」「共産党さんの頑張りに応えるためにも、私も約束通り、選挙区は堀越候補、比例は共産党に投票すると決めています」と語っています。
政党を選ぶ比例代表は野党共闘推進のカナメ、「日本共産党」に!
比例代表予定候補に代わった共産党の伊藤たつや氏も連日、街頭宣伝や集会で、「選挙区は堀越けいにん野党統一候補に、比例は850万、9人以上の当選をめざす日本共産党と書いてください」と支援を訴えています。