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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

安倍首相が狙う憲法改正を許すな!

自民党の改憲草案をベースに発議か 
 
 安倍首相は、参議院でも自公など改憲勢力が3分の2の議席を超えたとして、憲法改正・改憲を口にしています。国会の憲法審査会で自民党の改憲案を「ベース」(土台)に改憲の発議案の検討を始めようとしています。しかし、安倍首相は選挙中、改憲の中身について全く語っていません。選挙が終わった途端、自民党の改憲案がベースだなどというのは国民の審判に反するものです。

選挙中は改憲を争点にせず
 
 安倍首相は参院選中、「憲法改正は、国会で3分の2以上の議員の賛成で発議し、国民投票で過半数の賛成で決める。今はまだ憲法のどこを改正するか固まっていないから、参院選の争点にはせず、選挙後、国会の憲法審査会で検討する」と言い続けてきました。選挙では改憲の中身について国民に全く語っていないのですから、選挙結果で改憲が支持されたなどという結論が出てくる余地がまったくないのは明らかです。
 選挙中、日本共産党が厳しく批判したように、自民党の改憲案は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにする」という現行憲法の前文そのものを削除します。国民主権と恒久平和主義の否定です。そのうえで憲法9条の戦力不保持を削除して「国防軍」を置くことや、国民の権利は「公益及び公の秩序に反してはならない」と、基本的人権を制限することを明記しています。現行憲法の最高法規の章の冒頭に掲げられた第97条「基本的人権は…侵すことのできない永久の権利」も全面削除する等、憲法の原則を軒並み破壊するものです。 

首相の国民無視許さず

 改憲に反対する国民の声は広がっています。国民の意思を無視して改憲を押し付け、憲法原則破壊の自民党改憲案を「ベース」にするなどというのは国民の意思を二重三重に踏みにじるものです。安倍政権の改憲の動きは絶対に容認できません。憲法を守り生かすために、ともに力を尽くしましょう。
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憲法を暮らしに生かす政治を!

 都知事選挙が行われています。来年二月は前橋市議会議員選挙です。いま大事なことは、国政でも地方政治でも、憲法を生かした政治の実現です。           
例えば、生存権を保障する憲法25条には「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定されていますが、現実には特養ホームの不足や高すぎる国保税や介護保険料など庶民の生活が脅かされています。改憲ではなく、憲法の全条項の完全実施こそ求められています。
by hasegawakaoru | 2016-07-20 14:45 | 平和