日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

市議選の争点~生存権を脅かす行き過ぎた前橋市の税収納行政の改善を

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全国的にも異常な年間1万件を超える差押え件数

 いま、消費税増税や国保税や介護保険料などの負担増、さらには実質賃金の減少など生活困窮から国保税や市民税を期限内に納られない市民が増えています。市収納課は、「呼び出しても連絡がない」「分割納入の約束日までに入金されなかった」などの事実だけで一方的に「悪質滞納者」と決め付けて、自主納付に向けての丁寧な助言や指導を放棄して、本来は最後の手段である差押えを問答無用で行っています。
 ある民間企業の営業マンの青年は市税と国保税は完納していましが、滞納していた時の延滞金約25万円が残っているため毎月5千円を分割納付していました。ところが、前橋市は給料日に預金口座に振り込まれた約25万円の給与をその日のうちに19万4800円を突然差押えました。その日初めての子どもを奥さんが出産したばかりであったため、青年は市収納課に「これでは来月の家賃6万5千円も払えないし、病院への出産費用の自己負担分約11万円が払えない。生活ができないので差押えを解除してほしい」と連絡しました.ところが前橋市は「正当な滞納処分であり解除には応じられない」と背を向けました。このような差押えが後を絶ちません。
 2004年に年間896件だった前橋市の差押え件数がその後増え続け、2014年には1万768件、昨年の2015年は1万4444件となり、前橋市(人口34万人)とほぼ同規模の隣接する高崎市の4027件(2014年)と比べても2倍を超えており、全国的にも異常な過酷な税金の滞納整理をしていることで有名になっています。
 とくに最近は給与や年金の差押えが全体の9割に及んでおり、預金口座の振り込み日を狙って、預金残額の全額を差押えたり、給与や年金の差押え禁止額を超える違法な差押えによって、市民の最低限の生活を脅かす事態が頻発しています。

税金滞納は市民の生活困窮のサイン

 税滞納整理の最後の手段である差押えを乱用する前橋市の税金徴収は、市民の生活実態をほとんど無視し、自治体としての優しさやぬくもりとはかけ離れた、「取りたてればよい」という徴収強化だけになっていると言わざるを得ません。
 このような収納行政を改善させようと、日本共産党市議団が議会でたびたび取り上げるとともに、09年には税理士や司法書士の支援を受けながら前橋民商や新婦人前橋支部など民主団体とともに「市税を考える市民の会」を結成し、相談会や学習会を開きながら、市への申し入れを繰り返してきました(写真)。同会の大野豊文会長(前橋民商会長)は、「今後とも、児童手当の差押えを断罪した「鳥取判決」(2013年11月)などを力に、生存権を脅かし、職員の暴言で人格を否定するような市の税務行政をやめさせるため運動したい」と述べています。
 私は、11月7日、山本市長への来年度の予算要望の懇談会で、「税金滞納は生活困窮のサイン。市民が失業したり病気になっていないか市は暖かく声をかけ、福祉や国保関係課が連携して生活支援をすべき。問答無用で給与や年金を差押える行政は直ちに中止を」と強く訴えました。市長は「そんなにひどい滞納整理はしていないと思うが、税務行政の実情を調べてみたい」とだけ答えました。(下の写真)
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by hasegawakaoru | 2016-11-15 18:13 | 市議会活動報告