前橋駅北口前に26階建ての高層ビル計画
2016年 11月 29日
JR前橋駅北口の再開発事業を進めていた前橋市は、現在交番と廃業したコンビニなどの建物がある4千平方㍍の土地(前橋市所有土地は千平方㍍。他に地権者は3者)の複合ビル建設の実施事業者として、開発事業者の大手・(株)大京を優先交渉権者として決定しました。同社が提案した再開発計画は、地上26階・地下1階の高層ビルで、2020年の完成をめざしています。建物には、分譲マンション128戸、特養ホーム72床、サービス付き高齢者住宅80戸、店舗、駐車場160台、図書館や交流広場などの市の公共施設の整備計画も盛り込まれています。
今後、前橋市を含む地権者との協議を行い、採算性などを精査して建物の規模などが決められ具体的な建物の設計が行われます。
「もっと広く市民の意見を聞くべき」
共産党市議団は「この再開発事業には総事業費の2~3割は補助金支出。前橋市が10億円程度の税金を投入することになります。前橋駅前の景観も大きく変わる大規模開発であるだけに、(株)大京が事業計画を具体化する前に、ビルの高さや特養ホームの入所費用や公共施設の整備等が適切か、広く市民の意見を聞くべきです」と市当局に求めています。