日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

生きる権利を守れ!行き過ぎた差し押さえをやめよ

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滞納の原因は、「負担の限界」を超えた高すぎる国保税


 収入と比べて、高すぎる国民健康保険税が(国保税)を払えない市民に対して、前橋市が強権的な徴税攻勢を強めています。国税徴収法(地方税にも適用)などで「差押え禁止財産(額)」とされている給与や年金の生計費相当分なども、いったん預金口座に振り込まれれば情け容赦なく手を付けて取り立てる脱法行為に対して、市民から「生きる権利を奪うような強権的な徴税はやめよ」「高すぎる国保税の引き下げこそ必要だ」との声が上がっています。
 前橋市の国保税加入者は5万3千世帯、約9万人です。年金受給者や非正規労働者、中小零細自営業者、専業農家や失業者が中心で、所得200万円以下の低所得者が全体の8割を占めています。

やっと就職し初めてもらった給与を前橋市が差押え

 ドキュメンタリーなど映像業界で働いていた佐藤誠さん(49歳・仮名)は、手指を失うけがと不況で仕事を続けられなくなり失職、離婚。2014年春に前橋に引っ越しました。貯金を崩しながら約1年を過ごし、15年の5月に、ようやく市内の運送業のパート職を得ましたが、その間、国保税が納められませんでした。
 初給料の約11万円が銀行口座に振り込まれた6月25日、市の収納課は、銀行口座を差し押さえ、佐藤さんが滞納していた国保税7万4100円全額を収納しました。
「口座に残ったのは4万円。家賃も払えず、生活もできない」と途方に暮れた佐藤さんは、知人の助言で共産党の長谷川かおる市議に相談。7月7日に、市長に差し押さえの解除を求め、『異議申し立て』しました。
 その時初めて、佐藤さんは収納課の職員から「昨年の所得をゼロだと申告すれば、国保税の7割減免の対象となり、約5万円の差し押さえ解除が出来る。提出した異議申し立ては取り下げて欲しい」と説明を受けました。
 私は「佐藤さんはやっと再就職先を見つけ生活再建をしようとしていた矢先。生活実態を把握しないで、市民の預金口座を問答無用で差し押さえることは生存権の侵害で違法だ」と市当局に指摘して差し押さえた全額の解除を求めました。
 佐藤さんは「通帳から勝手に金が引き出され『差し押さえ』の印字を見つけた時には、一瞬、もう死ぬしかないと思った」「役所の人は、生きる気力を奪うようなやり方をするのではなく、手間がかかっても、納税できるような手だてを一緒に考えて欲しい」と訴えています。

「会」をつくり市と交渉

 市の強圧的な徴税に対して、市民団体や個人が集まり、09年12月に「市税を考える会」を結成。くらしと営業を壊すような税金の滞納処分は撤回せよと市と繰り返し交渉してきました。
 「考える会」の事務局長の店橋厚さん(前橋民商事務局長)によると、市の収納課は国保税や市税の滞納者を安易に『悪質滞納者』と決めつけ、生活実態を調査せずに預金口座を狙い撃ちにして、給料や年金、売掛金が振り込まれたその日に差し押さえるなどの、あまりにも過酷な取り立てを繰り返しています。1年間の前橋市の差し押さえは全国的にも異常に多い1万件を超えています。

高すぎる国保税の引き下げを

 私は、「共産党市議団は繰り返し市議会でこの問題を取り上げ、差し押さえの乱用や行き過ぎた収納行政の改善を強く求めてきましたが、一向に改善されません。同時に、滞納の大元の原因は高すぎる国保税にあるので、引き下げを強く求めてきました。市の国保基金には国保会計の黒字を積み立てた17憶5千万円(15年度末)のため込み金があります。これを活用すれば、一人当たりの国保税を年間1万円はすぐに引き下げられます。今回の市議選挙の公約として実現をめざします」と集会や街頭演説で強く訴えています。 
 
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by hasegawakaoru | 2016-12-19 23:26 | 選挙