安倍自公政治に無批判に同調する議員では、市民の暮らしは守れない!
2017年 01月 14日
市議選挙になると立候補する多くの議員は決まって、「市民のための政治」「市民の暮らし第一」などと公約している。ところが当選すると、政治的態度が一変することをいつも見てきた。
共産党市議団が実現可能な財源の根拠も示して「高すぎる国保税や介護保険料の引き下げ」や「学校給食費の無料化」を提案しても他会派議員は、ことごとく反対する。自宅で暮らせなくなった高齢者が入所する特別養護老人ホームが不足して、市内で1000人以上が待機させられていることが分かっているのに、共産党市議団が「増設計画の数を引き上げるべき」と提案しても、他会派議員は「財政が苦しいので無理」と背を向ける。「年金引き下げや消費税増税を中止するように国に意見書を上げよう」と提案しても、保守系・公明党議員は揃って否決する。
「戦争を二度と繰り返してはならない」という圧倒的多くの市民の願いに沿って、「憲法9条を投げ捨てて海外で戦争をする国づくりに反対しよう」と意見書提出を提案しても決まって否決。原発はないという市民の声に耳を傾けず東電の柏崎刈羽原発の再稼働にも賛成する。墜落事故を起こしている米軍オスプレイの横田基地配備や群馬県上空での飛行訓練の中止を求めても、意に関せずという態度だ。
首尾よく当選すれば、大多数の市民の願いに背を向けるのに、選挙の時には「美辞麗句」を並べて、支持を平然と訴える姿に、人間としての誠実さを持ち合わせていないのではないかと思う。
私は、市長や他会派議員のような、平和と暮らしを脅かして暴走する安倍自公政権への追随を許さず、すべての市民が希望を持って安心して暮らせる政治実現のためにも、今回の市議選に絶対に勝ち抜きたいと決意している。