防災ヘリコプターの墜落事故について
2017年 03月 17日
長野県の消防防災ヘリコプター「アルプス」が5日、訓練中に墜落し消防隊員9人が亡くなった。2016年度の「アルプス」の出動件数は、山岳などでの救助活動87件、山火事への散水などの火災防御12件、大雪などでの災害応急11件など111件に上り、ほぼ3日に1回の頻度。八ヶ岳連峰や奥穂高、北アルプスなど山岳での救助や捜索のほか、大雪や豪雨による孤立地域への物資補給、御嶽山噴火や土砂災害などの調査も行っていたそうだ。
過酷な任務でパイロットなどに無理はなかったのか。休養は保障されていたのか。機体を整備するための予算は十分確保されていたのか。悲惨な事故を十分検証し、教訓としなければならないと思う。
人命救助の最前線で頑張っていた隊員のあまりにも若すぎる突然の悲報に、ご家族の方の悲しみはいかばかりか・・・・・。心からご冥福を祈りたい。