前橋地裁が国と東電の福島原発事故責任を認定!
2017年 03月 28日
東電福島第1原発事故で群馬県内に避難した住民45世帯137人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟の判決が3月17日、前橋地裁であった。原道子裁判長は津波の予見可能性があったと認め、国と東電に総額3855万円の支払いを命じた。賠償金額が余りにも少なすぎるが、全国の原発事故賠償の裁判闘争への支援となることは間違いない。
ワープロ修繕の自営業のご主人といわき市から前橋市内に自主避難した原告の丹治杉江さんは、安全神話を垂れ流し過酷事故を起こした国と東電の責任を認めさせるために、提訴から3年半。寝食を忘れたように、前橋と福島県を行き来しながら、裁判闘争とともに原発ゼロをめざす運動の先頭に立っている。丹治さんと親しくさせていただいているが、今後も見守りながら多くの仲間とともに支援して行きたい。