人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

デジタル化の前提となる「マイナンバーカードの市民カード化」も問題


前橋市は、人口減少・少子高齢化・中心市街地の衰退などの行政課題を抱えており、物価高騰が続く中で医療・介護の充実、行き届いた教育、中小企業や農業などの産業支援など住民福祉の増進を責務とする市政運営が切実に求められています。

ところが山本龍市長は行政のデジタル化を最優先課題に位置付けて、総務省の情報通信所管官僚の大野誠司を副市長に任命し、前橋工科大学の理事長に元アメリカのアップル社副社長・現在()日本通信社長の福田尚久氏を就任させて、住民からの要望を十分聞かないで行政のデジタル化や岸田首相が目玉政策として進めているデジタル田園都市国家構想に手をあげて、官民連携による様々なデジタルサービスによるまちづくりを強力に推進しています。

また市長は、国がデジタル社会の基盤と位置付けたマイナンバーカードの普及拡大にも全力をあげてきました。市民のマイナンバーカード保有率は75%になっており、すでにカードを取得していない多くの市民やスマフォを持たない市民が各種サービスから除外され行政の公平性を侵害する事態も起きています。全国で誤登録などのトラブルが続出しているにもかかわらず、健康保険証を廃止してマイナ保険証に一本化する国方針に追随しています。

このような中、市内の公道で市民を乗せて自動運転バスの実証実験を行い(下の写真)、高齢者等のタクシー運賃助成制度「マイタク」の利用をマイナンバーカード保有者に限定するなど、さながらデジタル庁が進める民間営利企業による最新デジタル施策の実験場自治体となっている状況です。

前橋市を最新のデジタル技術普及の実験場にするな!_e0260114_18202698.jpg


デジタル技術の活用は慎重に

前橋市議会では、ほとんどの会派・議員がこのような市民不在のデジタル優先の市政運営に追随している中で、4人の共産党市議団だけが、「デジタル技術を市民の生活利便性向上のために活用することを否定するものではないが、マイナンバーカードの取得押し付けや本来は市の責任で提供すべき行政サービスの多くを民間企業に丸投げすることは問題。個人情報保護が形骸化されており、市が保有する個人情報を匿名加工しても民間企業に提供することは認められない」、「人口知能AⅠやロボトなどを活用した行政の推進で、正規職員の削減や窓口サービスを後退させることは決してあってはならない」と指摘し続けています。


# by hasegawakaoru | 2023-10-16 18:21 | 市議会活動報告

俳優も映像も素晴らしい‥‥何度も観たくなる映画です!


秀作・山田洋二監督の「こんにちわ 母さん」_e0260114_17464448.jpg
先日、半日の休みを取って山田洋二監督「こんにちは 母さん」を観に行った。前橋は上映終了で、高崎イオンまで足を運んだ。今回の作品も期待通り作品の完成度が高く、多くの人に見てもらいたい。大商社の人事部長役の大泉洋が宮藤勘九郎が演じる大学時代の同級の課長のリストラを命じられて悩む姿。足袋職人の夫に先立たれた母親役の吉永小百合が寺尾聡が演ずる牧師に恋をし、ホームレスの支援活動を仲間と明るく続ける姿など、大都市東京スカイツリーがそびえる隅田川沿いの下町でつつましくも強く生きていく庶民の暮らしを描いている。戦争の悲惨さや社会問題もしっかり入れた秀作だった。俳優陣の演技も見ごたえっガある。


# by hasegawakaoru | 2023-10-16 17:47 | 近況報告

原則6000円の負担で駆除してもらえます!


スズメバチの巣の駆除に補助金交付制度_e0260114_17393874.jpg


先日、自宅の生け垣の中にスズメバチの巣を偶然見つけた。知人に見てもらったところ、巣が大きくて危険なのでプロに駆除してもらった方が良

いとの助言を受けた。前橋保健所に電話したら、市指定の()西武消毒に依頼すれば、屋根裏などの特殊な場所でなければ,駆除費用12,000円の半額を市が助成するとのこと。さっそく連絡したらその日のうちに駆けつけ無事駆除してもらった。 費用は6千円。大型のスズメバチだったので、家族だけでなくお隣の方にも被害がなくて一安心した。業者は、「今年は猛暑のためかスズメバチの活動が活発で巣も大きくて、駆除要請が相次ぎ大変忙しかった」と話していた。どうぞ皆さんもご注意ください。発見したら保健所にすぐに電話をして指定業者に駆除依頼を。


# by hasegawakaoru | 2023-10-16 17:39 | 近況報告

猫の殺処分をゼロに

猫の殺処分をゼロに_e0260114_17324983.jpg

共産党市議団は9月の定例市議会で、動物保護の観点から、地域猫(野良猫)の殺処分をゼロにすべきと提言しました。

前橋市保健所では、迷子犬や野犬とその子犬などの保護・収容をしています。保護した犬は、一定期間は飼い主が現れるのを待ちますが、期限を過ぎた場合であって、譲渡適性の低い場合は殺処分となります。また、所有者の判明しない乳飲み子の子猫については、状況に応じて拾得者から引き取りをしています。
このような犬ねこのうち、適切な環境で飼養すれば、人と共に幸せに暮らせると保健所が判断した犬猫について、新しい飼主を募集しています。
この譲渡事業は、生命の尊重と併せて、新しく飼主になる方には地域の模範となる飼主になっていただくことも目的としているため、譲渡要件に適合し,終生飼育等を遵守することが必要です。

共産党市議団は「前橋市は、動物愛護団体の協力も得て昨年度は犬の殺処分はゼロでしたが、猫は125匹を殺処分しています。昨年度は猫の去勢手術861匹、不妊手術1252匹の実績があります。手術費用の2~3万円のうちメスは5千円、オスは3千円を1世帯年間10匹を限度に助成しています。いま野良猫による糞尿被害や住民間のトラブルが問題となっているので、野良猫の繁殖を抑制するためにも補助額の引き上げをすべき。また、野良猫の捕獲や譲渡の促進などの活動をしている愛護団体への財政支援を行うべきです」と求めました。

市当局は「年間884万円の補助金を支出しているので、当面は現行制度を維持したい。動物愛護団体とは今後とも連携したい」と述べるにとどまりました。

( 写真は、去勢手術済を示すさくら耳の猫 )


# by hasegawakaoru | 2023-10-16 17:33 | 市議会活動報告
「補助額片道千円では安心して通院もできない」~利用者の切実な声

共産党市議団は9月の第3回市議回定例会で、マイタクの運賃助成額の引き上げを求めました。

運賃をもっと安く

「マイタクは通院や買い物などに多くの高齢者に利用されています。しかし、現行の補助制度は一人で乗った場合、片道の助成額は運賃の半額でその上限は千円までになっています。たとえば、荒牧町から日赤病院まで乗ると片道で運賃は4~5千円かかります。千円の補助があっても往復7~8千円かかります。病院窓口で払う医療費の4~5倍もかかります。多くの利用者の方から、長距離利用者は、マイタクの運賃支援を引き上げてほしいという強い要望が上がっています。マイタク事業は年間約1億5千万円かかっているが、予算を増額して制度改善を進めるべきです」と求めました。

市当局は「遠距離利用者の状況は把握しているので、見直しの検討をしたい」と前向きな答弁がありました。

長谷川議員は「これまで当局はデマンドバスや路線バスを乗り継いでマイタクを利用してほしいなどと遠距離利用者の支援には消極的でしたが、9月マイタクの長距離利用者の料金の引き下げを_e0260114_17290206.jpg議会ではこれまでの姿勢を少し改めて制度改善に一歩踏み込んだ答弁でした。かかりつけの病院から日赤や群大病院などを紹介されて難しい治療を受けている高齢者に寄り添う姿勢が求められています。ぜひ早期に改善を実施させたいと思います」と話しています。

るんるんバスなどのデマンドバスの停留所方式を自宅送迎の方式に

「旧勢多郡を運行しているデマンドバスは現在、停留所間の移動を原則とする停留所方式で運行されています。坂道の多い富士見町など旧勢多郡地域は、多くの利用者からタクシーのように自宅玄関から目的地まで行けるようにドア・ツー・ドア方式に改善してほしいという要望が寄せられている。事前予約と言っても、暑い夏や寒風の強い冬場に高齢者が停留所でバスを待つのは大変です。バス事業者やタクシー事業者と協議して運航方式を移行すべき」と求めました。

しかし当局は「タクシー事業者の理解が得られない」などと答えて消極姿勢を変えませんでした。

長谷川議員は「自宅送迎方式は高齢者を中心とした利用者の安否確認もできる。バスの小型化などの対応をすれば自宅送迎方式も実現可能だ。全国では停留所方式は少ない。本気で改善を進めてほしい」と指摘しています。


# by hasegawakaoru | 2023-10-16 17:29 | 市議会活動報告