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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

赤城山麓を産業廃棄物や土砂の捨て場にするな!

業者が市内粕川町中ノ沢に堆積した土砂が崩壊する恐れ

 いま前橋市粕川町中之沢の民有地3箇所(5千~1万3千平方㍍)に、建設現場から排出される土砂がそれぞれ10㍍もの高さに積み上げられています。
赤城山麓を産業廃棄物や土砂の捨て場にするな!_e0260114_2034613.jpg 共産党市議団が現地調査したところ、▲大雨が降ると土砂が周辺に流れ出し、周辺の河川や住宅地に流れ出して被害を及ぼす恐れがある、▲土砂の中には建設残土だけではなくコンクリートなどの建設廃材も含まれている恐れがある、▲周辺に民有林を伐採して新たな土砂置き場を準備しており、自然や環境が破壊される恐れがある、▲赤城山麓に県外ナンバーの大型ダンプカーが1日に40~50台も早朝から終日、宮城・粕川方面から大きな振動や騒音を立て、粉塵を撒き散らしながら通行して周辺住民に迷惑をかけ、交通事故も懸念される。などの事態が確認できました。
 市議団は10月24日の市民経済常任委員会で「3千平方㍍以上の民有地に土砂を埋め立てる業者に、許可申請の義務を課す県の残土条例が10月から施行されている。しかし、県の規制だけでは自然環境や住民の安全が十分守られない。高崎市など県内5市は面積・千平方㍍以上の残土置き場を規制する県以上の厳しい条令を制定している。前橋市も制定すべき」と求めました。 

前橋市が今年度内に土砂規制条例の制定を表明

 市廃棄物対策課は「現在土砂が積み上げられている3箇所は、繰り返し現地に出向いて有害物質の運び込みがないかの監視や土砂の崩壊防止のためにのり面の勾配を適正に保つための指導をしている。また、4箇所目の土砂置き場についても山林の伐採が行われていることは承知している。土砂の埋め立てを規制する市独自の残土条令を今年度内の制定を目指す。県条例よりも埋め立て規制面積を小さくするなど、規制を厳しくして安全を確保する」と答弁しました。

地下水水源を守れ

 長谷川薫議員は、「赤城山麓地域は北関東や関越高速などによって、近県から産業廃棄物や残土が次々と持ち込まれています。産廃の中間処理施設や建設残土置き場も増えています。赤城山麓は水道地下水の水源地であり、産廃や残土の規制は緊急課題です。市の条令制定を急がせるとともに、搬入処理されている産廃や残土の監視も更に強めさせたい」と述べています。
by hasegawakaoru | 2013-11-13 20:33 | 市議会活動報告