特養老人ホームの入所待機高齢者、現在1507人
2013年 11月 19日
18日の教育福祉常任委員会で、今年の5月1日現在の特別養護老人ホーム入所待機者が1507人であることが明らかにされました。待機中の高齢者の35%が在宅、27%が老人保健施設、14%が病院入院、有料老人ホームやグループホームなどで23%となっています。
前橋市は「特養を増設すると介護給付費の支出が増えて介護保険料を値上げしなければならなくなる」と繰り返し、国の特養抑制方針に追随しています。去年から3ヵ年の第5次介護事業計画でも230ベッドの特養増設にとどめています。
長谷川議員は「多くの待機者は重い経済的負担や家族介護の苦労を強いられています。全ての高齢者の老後の暮らしを保障するためにも、特養施設や小規模多機能居宅介護施設の増設は緊急課題です」と述べています。
