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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

前橋市の市街地上空での危険な米軍ジェット機の低空飛行訓練の即時中止を!

今年の4月から10月までの米軍機の低空飛行訓練に対する県民の苦情は637件

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米軍ジェット機2機が夜間まで爆音とどろかせ戦闘飛行

 しばらく減っていた米軍ジェット機の低空飛行訓練が数日前からまた始まった。19日(火)には、午後4時~9時頃まで、前橋市の市街地上空で2機の米軍ジェット機が赤色燈を点滅させ爆音を轟かせ、相互に追いかけるような戦闘飛行(通称・ドッグファイター)を繰り返した。

 飛行している米軍ジェット機の多くは、横須賀を母港にしている米軍の原子力空母・ジョージワシントンの艦載機で、米軍厚木飛行場を経由して10数分で群馬県上空に飛来している。前橋市内のグリーンドームや渋川市の東電の水力発電用の塔などを標的にしている。

 音速を超える飛行もしているのか、時には落雷のような衝撃音も出すとともに、超低空飛行の時には翼が太陽光線を反射して輝くときもある。

 米本土では、動植物に悪影響を与えるという理由から、自然公園上空での訓練が禁止されている。ところが日本では、病院も学校もあり、住宅が密集している市街地の上空での危険な訓練が繰り返されている。日本の国民は動植物以下の扱いをしても、「安保条約で日本を防衛しているのでを結んで文句を言うな」という姿勢だ。

 前橋市民は繰り返し県や市に「墜落事故がおきかねない、ただちに中止して欲し」「爆音がうるさくて勉強ができない、テレビが聞こえない」「乳牛が爆音に驚いている」など、抗議の電話をかけている。
 日本共産党も平和団体も、立ち上がった「米軍ジェット機の低空飛行の中止を求める会」も、防衛省や外務省、群馬県や前橋市に「即時中止を米軍に求めるよう」要請をしているが、米軍は全く聞く耳を持たず危険な低空飛行訓練を繰り返している。過去には、高校入試の日にも飛行した。

 今年の4月から10月までに県に寄せられた米軍機騒音の苦情は、637件で、過去数年で最高になった。群馬県は、県庁と渋川合同庁舎の屋上に今年の3月に騒音測定器を設置して、爆音を記録しているが、群馬県上空には自衛隊の低高度と高高度の訓練空域が重なっており、自衛隊は訓練せず米軍が占用して危険な訓練を繰り返している。全国でも、同様な訓練空域が島根県・広島県に設定されているが、飛行訓練は群馬県上空が圧倒的に多くなっている。

 米軍は、このような住民の平穏な生活を脅かし、ひとたび事故が起きれば命が危険にさらされる市街地上空の飛行訓練をただちに中止すべきである。

在日米兵一人当たりに年間1300万円も日本が財政支援

 日本政府は、こんな傍若無人な在日米軍に巨額の支援をしている。在日米軍の活動経費総額のうち、2013年度の日本側負担は6452億円。米兵一人当たり1300万円にも達する。秘密保護法が成立すれば、このような米軍支援も闇に隠されてしまう。今アジアを初め世界の多くの国々が軍事同盟から離脱して、紛争を話し合いで解決する平和外交を強めている中で、軍事同盟をいっそう強化する日本とアメリカ政府の異常さがきわだっている。(根拠~日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員の外務省調査による算出)
 一日も早く、非同盟中立、憲法9条を生かした平和外交の日本を実現しよう!

 
by hasegawakaoru | 2013-11-20 11:53 | 近況報告