元教師・はぎわら貞夫氏が群馬知事選挙に挑む
2015年 06月 16日

7月5日投票の群馬県知事選挙が告示されました。
県内の労働組合や民主団体で構成され、日本共産党が参加している「憲法を暮らしに生かす県政の会」(略称・憲法を生かす会)から、はぎわら貞夫氏(66)=無所属・新、日本共産党推薦=が立候補し、安倍政権の暴走政治から県民の命とくらしを守る県政への転換を訴えています。
知事選挙には現職の大沢正明氏(69)=無所属・現、自民・公明両党推薦=が立候補。知事選は事実上、萩原氏と大沢氏の一騎打ちの戦いになっています。
自治体本来の役割が発揮できるかどうか・・・・
アメリカといつでもどこでも戦争をする国づくりをねらう憲法違反の戦争法案、貧困と格差拡大・大企業と金持ち応援の経済政策『アベノミクス』の推進など、安倍政権の暴走政治が県民との矛盾を深める中で戦われている知事選挙です。
安倍暴走政治に県民の審判を下し、国の悪政から県民の命とくらしを第一に守る県政を実現できるかどうか、「福祉の増進」という地方自治体本来の役割を実現できるかどうかが問われます。
現職の大沢氏は、米軍横と基地への欠陥輸送機オスプレイの配備や飛行訓練を容認し、農業を壊滅するTPP(経済連携協定)、消費税増税などの国の悪政を擁護。戦争法案については何も言及していません。高崎競馬場跡地利用については、建設費だけでも380億円かかるコンベンション施設(国際会議場・展示場) を推進。他にも「7つの交通軸」 という大規模な高規格道路の建設や八ッ場ダム建設など大型開発優先の姿勢です。
「教え子を絶対に戦場に送らない」
元教師で教職員組合の委員長を務めた、はぎわら氏は、「教え子を再び戦場に送らない」という信念を貫き、戦争法案に断固反対し、憲法と平和を守る県政実現に全力を上げると決意を表明。
▼群馬上空での米軍機の低空飛行訓練の中止、オスプレイの横田基地配備反対▼学校給食の無料化、全学年での三〇人学級の実現▼国保税・介護保険料の引き下げ▼国民年金でも入れる特養ホームの増設で待機者ゼロに…などを公約に掲げています。
暴走する安倍自公政権の悪政に立ち向かい、福祉優先・県民の暮らし応援の県政実現のために、はぎわら氏へのご支援をぜひ広げてください。