人間を狂わせる戦争参加は絶対許してはならない!
2015年 06月 16日
「上官の命令は天皇の命令と心得よ」と「生きて虜囚の辱めを受けず;などと兵士を徹底的に教育して、太平洋戦争の時、アジアの戦場で何の罪もないアジアの民間人・女性・子ども・老人も情け容赦なく日本兵が虐殺し、捕虜になるなら戦車や機関銃の前に切り込むことを強制して多くの兵士を犬死させたことは歴史の事実だ。こんな愚かな戦争をまた繰り返そうとしている自民党や公明党の国会議員の無知蒙昧・無責任な思想や態度は許せない。
戦争は普通の人間を狂気に陥れる。無垢の住民の無差別殺戮も戦場では頻繁に繰り返される。運よく生き延びた多くの兵士たちも戦地で想像を絶するような試練を経験して帰国する。
アフガニスタンとイラクに派兵されたアメリカの兵士は約200万人、そのうち50万人が帰還後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)やTBI(外傷性脳損傷)に苦しみ、毎年250人が自殺し、すでに戦場で死んだ兵士6800人を超えて8000人にも及んでいると伝えられている。
日本でもインド洋・イラク派兵の自衛官が帰国後に54人も自殺している。
前途ある日本の若者の命をアメリカの侵略戦争に差し出して、他国の人の命を奪い、多くの兵士を戦死させ、苦しませ自殺に追い込むことは絶対に許せない。国際紛争は平和的な話し合い、外交努力で解決する。軍事的な抑止論は軍拡競争の末に戦争を引き起こすことは歴史の負の教訓だ。安倍自公政権の憲法違反の「戦争法案」を国民協同の力で何としても廃案にしよう!