ひぐち和彦候補は、市営住宅の修繕を促進します!
2016年 02月 10日
私は南橘町の一戸建ての借家に暮らしているが、町内には市営と県営住宅が約700戸ある。前橋市は市営住宅を市内各所に約5千戸管理している。木造平屋の住宅を三〇数年前から、4~5階建ての中層に順次建て替えてきたが、その建物が再び老朽化してきた。
入居者には、階段の塗装がはげているので塗りなおしてほしい、部屋のドアノブが壊れてトイレや風呂に閉じこめられた、排水管が詰まって汚水が逆流したなど、修繕要望が山積している。さらに、市営住宅に暮らす高齢者の多くは足腰が弱くなっており、階段の上り下りに苦労している。エレベータの設置要求は切実だ。
私も入居者から「きちんと家賃を納めているのに修繕をなかなか進めてもらえない。何とかしてほしいという」要望を受けている。何としても入居者の要望を実現させたいとの思いから、市議会で市営住宅の修繕促進を繰り返し求めているが、市は、財政が苦しいとの理由から修繕予算を十分確保しない。

市営住宅の修繕は、畳屋・建具屋・水道業者・建設業者等に多くの仕事を増やし、入居者ばかりではなく市内の中小零細業者の経営支援に結びつく。市は、総合運動公園の拡張事業や下増田町の元清掃工場建設予定地へのサッカー場整備、荻窪公園や4箇所目の道の駅の整備などにそれぞれ数十億円をかける等、大型公共事業を優先している。単身高齢者や低所得者が暮らす市営住宅を快適に暮らせるように予算をしっかり確保して整備することは、福祉の向上に結びつくとともに、地域経済の活性化や振興施策に結び付く。
ひぐち和彦市長候補は、福祉的な役割を持つ市営住宅のいっそうの増設と快適に暮らし続けられるように、修繕の促進を公約に掲げている。私も、これからも誰もが快適に暮らし続けられる市営住宅の整備を求めて、前橋市に強く声を上げて行きたい。