富山市議会の政務活動費の不正使用について想う
2016年 09月 19日
最近、富山市議会の議員が政務活動費を不正使用して8人が議員辞職に追い込まれた。白紙領収書などで支出を偽装し、多額の公費を着服していたとの報道に驚いた。
議員の報酬も政務活動費も視察などの旅費や宿泊費はすべて、市民が納めた税金で賄われている。報酬に見合う議員活動を献身的に行うことは当然であるし、政務活動費は使途基準を厳守すべきだ。
富山市の共産党市議団も同じだと思うが、共産党前橋市議団は、市議団だよりや各議員の地域新聞を市内に全戸配布して市政や議員活動を市民に広報する経費を中心に政務活動費を使っている。
その広報を通じて、市民から寄せられる市政や市議会に対する様々な市民の意見や要望を、議員活動に生かし、共産党市議団が提案する政策に生かしている。富山市議会で問題化したような飲み食いに政務活動費を使うようなことは全国の共産党市議団には全く無縁だ。
また、他自治体の優れた施策を学ぶための行政視察も、出張旅費を出来る限り節約し、実費精算方式にするよう提案している。
市民が汗水流して働いて、やっとの思いで納めた税金が政務活動費の元資だ。市民の福祉や暮らし応援の市政実現のために大事に使うことは市議会議員の当然の責務だ。