交通弱者支援の公共交通の充実を急げ!
2017年 04月 27日

南橘や芳賀地区など交通不便地域にマイバスの増設を!
3月議会で共産党市議団は高齢者などの交通弱者支援の公共交通の充実を求めました。
現在、前橋駅を起点に東西南北の4路線で運行されている循環バスは、距離に関係なく大人100円、子ども50円、身障者などは半額・一日乗車券は310円で運行されています。
私は「交通不便地域を運行しているマイバスを南橘地区や芳賀地区などにも増設してほしいという住民要求に答えるべき」と求めました。市当局は、今年度中に策定する地域交通網形成計画を策定する中で検討したい」と答弁し、具体化を先送りしています。
マイタクは利用距離に関係なく「低額固定料金」に改善を!
運行を開始して1年が経過した移動困難者支援のタクシー運賃助成制度のマイタクは、近距離を利用する高齢者にはおおむね好評です。現在の制度は75歳以上の高齢者と65歳以上の運転免許証を持たない方や返上した方に、タクシー運賃の半額を支援します。ただし、支援額の上限は1回あたり千円までとされています。

市当局は、「あくまでもタクシー運賃助成制度であり、マイタクの均一料金は難しい」と答弁しています。
富士見地区の「るんるんバス」などは、自由乗降やドアツードアー方式などへの改善を!
私は「旧勢多郡のデマンドバスは、大人210円・中学生以下100円で誰でも利用できます。しかし停留所方式のため、足腰が弱い高齢者からは、手を上げれば止まってくれる自由乗降方式や自宅までの送迎するドアツードアー方式に改善すべきです。また、富士見地区の『るんるんバス』の運行を旧市内まで拡大し、日赤や群大病院などに通院できるよう改善すべきです。外出が拡がれば、高齢者が元気に暮らせて医療や介護の支出が抑制できます」と求めました。市当局は、「今後検討する」という答弁にとどまっています。