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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


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日赤病院跡地のCCRC構想、(株)大和ハウスが優先交渉権者に

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 来年の4月に朝日町の日赤病院が朝倉町に移転します。前橋市はその跡地に、国が進める地方創生事業としてCCRC構想を推進してきました。前橋市は、今年の予算で日赤所有の跡地約7㌶を購入するための約12億円の予算を計上していますが、この度この事業の優先交渉権者に、代表事業者として(株)大和ハウス工業群馬支社、その構成事業者として(株)エムダブルエス日高、社会福祉法人恵風会、(株)ヤマニ熱工業、医療法人富士たちばなクリニック、社会福祉法人あおい会と決定しました。
 ◆事業コンセプトは「介護と医療と住生活が共立したまちづくり」として、賃貸集合住宅25戸(高齢者・療養者向け1LDK(10戸)、子育て世代向け2LDK(10戸)・3LDK(5戸))、特別養護老人ホーム70床(その他にショートステイ10床、デイサービス定員40人、各種介護事業所、地域包括支援センター)、複合施設(介護付有料老人ホーム80床、デイサービス定員130人、認可保育所定員120人、学童保育、外国人介護人材の研修・受入センターなど)、健康増進施設(フィットネス、温浴施設)、商業施設等(スーパーマーケット、ドラッグストア、地域交流スペースとして活用可能なフードコートなど)を民間事業者が整備する提案がされています。また前橋市は、市有施設として夜間急病診療所・福祉作業所の配置する予定です。
 ◆平成29年度に協定書の締結、事業契約の締結。30~32年度に施設設計・整備、33年度の供用開始をめざしています。

首都圏の富裕層を呼びよせる事業中心ではなく、市内の高齢者など誰もが気軽に利用できる施設づくりに


 跡地の利活用については、前橋市が設置すべき施設などは提示して公募しましたが、その基本は首都圏の活動的な退職者層を中心にした街づくりを意識したものです。民間事業者も利益を上げることを念頭に置いての応募であったことは明らかです。事実上、民間丸投げの跡地利活用です。結果として、月額20万円以上の費用がかかる豪華な有料老人ホーム建設では、低所得の高齢者は利用できません。市民誰もが利用できる施設づくり、跡地活用が求められています。
by hasegawakaoru | 2017-08-31 14:08 | 市議会活動報告