日本共産党は12議席、野党共闘は前進!
2017年 11月 21日

共産党・立憲民主党・社民党の共闘勢力は前進!
衆議院選挙では大変お世話になりました。安倍政権の「森友」「加計」疑惑隠しのための臨時国会冒頭解散という党略的暴挙に端を発した突発的な総選挙は、希望の党という新たな自公補完勢力の誕生と、民進党の希望への合流決定により市民と野党の共闘の分断策動という逆流が持ち込まれ、その過程で立憲民主党が誕生するなど、かつてない情勢の大きな変動のもとでの激しいたたかいとなりました。
日本共産党は、小選挙区の沖縄1区で赤嶺政賢氏の勝利をかちとったものの現有21議席から12議席に後退する残念な結果となりました。立憲民主党は躍進し、市民と野党の共闘勢力全体では38から69議席に伸ばしました。沖縄県の翁長雄志知事を支える「オール沖縄」の候補は、赤嶺氏をはじめ1区、2区、3区で自公候補に勝利し、新潟県では6小選挙区中4区で自民が敗北しました。自民・公明は多数議席を得ましたが、国民の安倍晋三政権への厳しい批判は払拭(ふっしょく)されていません。
今回の選挙結果は、共産党、立憲民主党、社民党の3党と市民連合などの共闘にこそ、国民の願いにこたえ、安倍暴走政権を追い詰める大きな力があることを明確に示すものになりました。また、皆さんからの温かい応援をいただく中で期待に応える結果を出せなかったことに、日本共産党の力不足を痛感しています。今度の選挙で生まれ、育まれた共闘の財産を、必ず次なるたたかいにつなげるとともに、憲法9条改悪や消費税増税を許さない運動を大きく強める決意です。今後ともよろしくお願いいたします。