なぜ今、子どもたちの「プレールーム」の有料化か!
2017年 12月 20日

共産党市議団は無料の継続を強く主張!
前橋市は、元気21の子ども図書館と共に整備した子育て支援施設「プレイルーム」の有料化(平日1時間50分200円、休日1時間100円)を提案しました。
共産党市議団は「年間16~20万人の子どもたちが楽しく過ごす子育て支援施設の有料化は少子高齢化対策の充実方針とも矛盾する。同伴した親同士の交流で、子育ての悩みも解決できる役割や中心街の活性化にも貢献している施設。老朽化している遊具の更新は、子どもたちへの負担増ではなく、一般財源の支出で賄うべき。10年間も無料で市民に喜ばれた子育て施設の有料化は絶対に認められない。無料を維持すべき」と主張しました。
他の全会派は当局の有料化に賛成しつつ、平日も休日も1時間100円という市民フォーラムの修正案に賛成したため、来年4月からの有料化が決まりました。
市は有料化によって年間2000万円程度の料金収入を見込んでいますが、乳児から小学生が安心して過ごせる施設に受益者負担の考え方を導入する市長の政治姿勢は認められません。今、民間主導で開発している前橋駅北口再開発や日赤病院跡地のCCRC構想、新しい4カ所目の道の駅などには多額の税金を投入しようとしながら、子ども図書館で読書を楽しみ、プレイルームで体を動かして親子で楽しい時間を過ごすという、市民のささやかな楽しみを有料化することは許せません
