日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

30人学級の早期実現で、過労死を招きかねない教員の過重労働の解消を!

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全国で小中学校などの教員の過労死、10年間で63人

 いま、教員の長時間勤務が問題となっていますが、「地方公務員災害補償基金」によると、2016年度までの10年間で、過労死と認定された公立学校の教職員が63人にものぼっていることが明らかになりました。うつ病などの精神疾患で休職した教員も年間5千人前後で推移しています。

教員は自主的に残業しても、時間外勤務手当の支給なし

 公立学校の教員の給与について規定する「教職員給与特別措置法」は、校長などが教員に時間外勤務をさせられるのは、修学旅行や災害時などだけとされています。その一方で、教員は自発性や創造性が求められる特殊な仕事だとして、基本給の4%を「教職調整額」として、一律的に給与に上乗せして払うだけで、時間外勤務手当は支給しないと定められています。
勤務時間が増えても給与額が変わらないために、ほとんどの教育委員会がタイムレコーダなどを学校に設置しておらず学校として各教職員の勤務時間を正確には把握していません。
ところが、2016年に文科省が調査したところ、過労死ラインである1カ月に80時間以上の残業をしている教員が小中学校で6~7割になっていることや、ほとんどの教員が、日常的に帰宅後に授業の準備やテストの採点などの「持ち帰り残業」が行われていることも明らかになりました。

前橋の教員も深刻な日常生活
 
 党市議団は、全群馬教職員組合(石田清人委員長)から、組合員でもある前橋市内の中学校の女性教員の多忙な日常の生活実態を聞きしました。 
 ▲午前6時半に起床し8時の学校に到着。教員同士の打ち合わせをし、8時半から担任する38人クラスの朝の会。
 ▲8時50分から1時間目が始まる。授業は1コマ50分。各授業間の休みは10分あるが、生徒の質問に応じて休めない。授業は午前4コマ、午後2コマ、女性教諭が授業に出るのは6コマのうち5コマの日がほとんど。空いた1コマは、自分の車で不登校の生徒の自宅を訪問したり、保健室登校の生徒などの様子を見に行く。
 ▲給食時間も気が抜けない。教室で生徒と一緒に食べるが、元気のない子がいないか、教室の様子をうかがう。食後の昼休みは、人間関係や進路に悩む生徒に個別に対応する。日中職員室に戻ることはほとんどない。
 ▲午後4時10分、終わりの会が終了。放課後は仕事が山のようにある。部活の顧問をしているので、指導経験のない種目なので自信はないが、生徒の練習を見守る。その後職員室に戻って、提出物の確認、テストの添削、教材の作成、翌日の授業の準備。学校出るのは何もトラブルがなくても、午後8時から9時ごろ。
 ▲帰宅後も、通知表の自由記述欄に書くことを考えたり、教材研究をすると、就寝は午前1時頃。生徒への対応や保護者への対応などのことで頭がいっぱいで、すぐには熟睡できない。数時間後また同じ1日が始まる・・・。

 多くの教員が、児童生徒の成長を願って、このような日常生活を送っています。

教員の疲弊に拍車をかける安倍改革ではなく、30人学級の早期実現を 
 
 安倍政権はこれまでに学力テストや道徳や英語の教科化、教員の免許更新制など教員の仕事を増やし、多忙化や教員の疲弊に拍車をかけてきました。教育再生の名で競争主義的な教育や管理と統制を強化する政策を進めるべきではありません。
 党市議団は「過重労働解消には臨時教員の増員ではなく、正規教員を増員し一クラスを少人数にすることが急務です。部活指導の負担軽減も必要です。市は小学校1・2年が30人学級、3年から6年が35人学級、中学校1年が35人学級、2年・3年が40人学級です。全小中学校の30人学級(31人を超えると二クラスに分ける制度)こそ、教員の負担を減らし子どもへの行き届いた教育を行うためにも最善の道です」と主帳しています。
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by hasegawakaoru | 2018-04-25 10:16 | 市議会活動報告