日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 66歳】 現在・5期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

新「道の駅」・日赤跡地CCRC生涯活躍のまちづくりの問題点を追及

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 6月議会で平成32年度中のオープンをめざす上武道沿線、関根・田口地区の新「道の駅」の整備計画や日赤跡地のCCRC生涯活躍のまちづくりについて質問しました。

予算規模もわからず「道の駅」建設を推進して良いのか

 「新『道の駅』の計画は、県内最大規模で5㌶の川場村の田園プラザを超える7㌶の面積。人口が減り税収が減って市の財政状況が厳しい中での大型公共事業であり、過大な財政支出によって福祉施策などへのマイナス影響が懸念される。
 施行事業者に決定した(株)ヤマト・グループは施設整備費を30億円、15年間の運営費は35億円もかかると示しているが、事業者と市の負担割合は今後の協議で決めると説明している。また、駐車場や市道整備にかかわる国の補助金の交付見込み額もわからない。今年度、市はすでに約10億円の用地買収費を予算化しており、総額百億円にも達する大規模事業を、市の負担額もわからないままで進めてよいのか」と質問しました。
 市当局は「協議中の事業計画の内容が決まってから、民間事業者や国の負担額が決まるので、市の一般財源の負担額はわからない」と答えました。

観光か農業振興なのか事業の目的が分からない

 「市長は、新『道の駅』を最終目的地にしない。ショーウインドウのような『道の駅』にすると繰り返し述べている。施設内に、観光案内所を設置しても、車で立ち寄った観光客が赤城山に登ったり、市内の観光スポットを周遊して、他の所でもお金を落とすというイメージは浮かんでこない。道の駅の各店舗は、来場者が少し休憩してすぐに出発するのではなく、買い物や食事をして長時間滞在し、売り上げ額が伸びることを期待する。予定地は、利根川の清流も見えず、旅情もあまり感じられない。特産品も少ないので、田園プラザのように年間百万人もの集客は期待できない。にわかに、『道の駅』を前橋の観光開発の拠点にして、来場者が市内観光の出発地にするといっても無理がある。設置目的が観光にあるのか、農業や産業振興にあるのか、コンセプトが不明確」と指摘し答弁を求めました。
 市当局は「多品目の農産物も売り、観光振興にも役立つ取り組みの両方をめざす」と根拠なく答えました。

最終的な計画確定前に全庁的な検討を行い市民参加で見直しを

「そもそも、この4カ所目の『道の駅』は、市民要望による事業ではない。整備規模も設置場所も集客数・年間百万人も十分な根拠をもって決めたものではない。今後、15年にわたって安定的な経営が維持できるかもわからない。今後できる限り新規の公共施設整備は抑制するという市の方針にも反する。決して負の遺産とならないよう、基本計画とそれに基づく契約締結や土地収用法の事業申請前に、再度、市民参加で全庁的に検討し、規模縮小を含めて計画を修正すべき」と強く求めました。

日赤病院跡地のCCRC・生涯活躍のまちづくりも慎重に

 朝倉に移転した日赤病院の跡地の問題も質問しました。
「市当局は人口減少や高齢化に対応し、ピンチをチャンスに変える先導的・象徴的な事業と説明しながらCCRC事業を推進してきた。優先交渉権者に決定した大和ハウス工業が提案した東京圏から移住してくるリタイア層等々を受け入れる住宅は、1LDKや2LDKの賃貸住宅25戸だけ。市民と交流できる元気で意欲ある高齢者などの移住を呼び掛ける具体的な推進体制や対策も示されていない。3・8㌶の跡地のうち前橋市の所有地はわずか0・8㌶で2割。今年度、建物除却費を9億円。その半分は国が負担するが、残りの半分の前橋市の財政負担は余りにも過大。国が求める地方創生に貢献するCCRC事業と言いながら、結局、日赤跡地の利活用や売却、病院建物の除却など、本来は日赤病院がおこなうべき面倒な仕事を、前橋市が仲介する役割を果たしているに過ぎないのではないか」と指摘し見直しを求めました。
 さらに私は、「長年にわたって地域に根づいてきた日赤病院の移転跡地に、少なくとも診療所機能を残してほしいという近隣住民の要望に市は全力で応えるべき。敷地内に、市の夜間急病診療所を移転することが決まっているので、前橋市医師会との協議を行い、昼間の診療を行うべき」と求めました。
 当局は「診療所設置要望はに意識しているので、医師会などと協議したい」と答えました。

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by hasegawakaoru | 2018-06-20 20:06 | 市議会活動報告