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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

豪雨による洪水防止対策は河道と堤防の整備を

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巨額の費用をかけて建設したダムの多くは「洪水調節機能を果たさず」被害拡大~西日本豪雨災害の教訓

 日本共産党群馬県議団主催の公開研修会が8月31日に開催され共産党地方議員や市民等約100人が参加しました。
 今年7月の西日本豪雨では、死者行方不明者230人、負傷者400人、住宅被害は約5万世帯に及ぶ甚大な被害が発生しました。
 巨額の費用をかけてダム建設を推進する国や自治体の河川行政の転換を主張している元東京都職員の嶋津暉之氏と大熊孝新潟大学名誉教授が、『治水行政のあり方』について講演しました。
 両氏は、「今年の夏の西日本豪雨は未曽有の豪雨ではあるが、現在までの治山治水行政の誤りが被害の発生を激化させ、多くの人々の命を奪った。決して単に避けられない自然災害とはいえず、人災ともいえる」と強調しました。
その上で、今回は、①扇状地など危険な土地への宅地開発で土石流被害、②土石流量を正確に想定しない砂防ダムの決壊による被害、③ため池の決壊、④橋脚に流木がつまり上流部の堤防が決壊、⑤ダムの放流による氾濫等に整理されるが、いずれも大雨が降れば壊滅的な被害を受けることがあらかじめ想定される。国土交通省や県が有効な対策を先送りせず実施していれば十分被害を回避できたと強調しました。

巨額なダム建設ではなく河床の土砂の浚渫(しゅんせつ)と堤防の補強を

 ダムは本来は満杯になった後は、流入量をそのまま放流し、危機的状況が過ぎた後、貯水量を徐々に放流する事になっているが、今回の愛媛県の野呂川ダムや野村ダムではすぐに満杯となり大量の放流を行ったために下流で多くの死者や浸水被害が出ました。ダムの洪水調節機能がすぐに喪失したのです。吾妻渓谷をせき止める八ッ場ダムも5320億円もかけて建設されていますが、両氏は「川底に堆積している土砂の掘削・浚渫や堤防の補強の方が経費もかからないし、洪水防止効果が数10倍も高い。大手ゼネコンではなく地元建設業者の仕事発注も増える」と河川行政の転換を強調しました。

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西日本豪雨で堤防が決壊し大きな被害となった岡山県吉備町(7月)
by hasegawakaoru | 2018-09-05 10:51 | 市議会活動報告