7㌶もの『道の駅』整備が費用対効果の観点から適切か
2018年 12月 12日
上武道路に接して東京オリンピックの翌年2021年にオープンを目指して整備を計画している市内4カ所目の「道の駅」の整備計画について開会中の市議会本会議で質問した。共産党市議団は上武道路の休憩施設として「道の駅」開設に反対しているわけではないが、計画している規模が7ヘクタールであまりにも大きすぎると考えている。初期投資を減らすためにPFI民間事業者に資金を9億円程度出してもらうが、建設費や維持費でおおよそ100億円もかかる大事業になっている。
今、市財政も厳しく、市民向けの予算が削られ国保税や介護保険料の負担が重くなっているときに、身の丈に合わない大規模な道の駅は問題だ。全国的には岡崎市の藤川宿のように、1・5ヘクタールの規模で前橋がめざす年間100万人の集客を実現している。農産物など、人気が高まり敷地が狭くなった時に、拡張すればよいと思う。