安倍首相は「就業者が380万人」と胸を張るが・・・
2019年 02月 24日

増えたのは年金生活の高齢者と苦学生
安倍首相は、「安倍政権で就業者が380万人増えて総雇用者所得が増加している」と繰り返し、アベノミクスを自画自賛しています。
しかし、総務省の調査では、この6年間で増えた就業者総数384万人のうちの7割、266万人が65歳以上の高齢者です。年金だけでは生活できないと高齢者が無理をしてでも働かざるを得ないのです。
高齢者の次に多いのが、15歳から24歳の学生と高校生90万人です。高い学費を払うために、勉強時間を削ってアルバイトをせざるを得ないのです。衆議院本会議で代表質問に立った志位和夫委員長は「政治がやるべきは低すぎる年金を底上げし、高すぎる学費を抜本的に引き下げることだ」と厳しく指摘しました。