赤城山・鍋割山直下になぜ「メガソーラー」か
2019年 03月 14日

前橋市は景観を守るために設置中止の行政指導を
赤城山の中でも頂上に上れば前橋市街地を見渡せることもあり登山愛好家に人気の高い鍋割山。ところが市内の企業が、鍋狭山の頂上のすぐ下に、巨大な太陽光発電・メガソーラパネルが設置されようとしています。既にそのうちの5ヘクタールにパネルが設置され、今後約19ヘクタールまで拡張されようとしています。市は、「市の景観条例では規制ができないので、申請が出れば建設許可やむなし」と言っています。汗を流して鍋割に登って下を見れば」巨大な太陽光パネル群…こんなことは許せません。原発に代わる自然エネルギーの普及は重要ですが、民間企業の利潤追求を目的にした自然や景観を破壊する太陽光パネルの無制限な設置を黙認することは問題です。
山本市長は前橋の最大の観光資源・赤城山観光に力を入れるといつも強調していますが、「届け出があれば設置を止められない」と市は見て見ないふりをしています。共産党市議団は今議会で市や群馬県に厳しい行政指導を求めます。
上の写真は、鍋割山の直下に、すでに5ヘクタールの面積に設置されている太陽光パネル。