野党共闘の前進で、9条改憲勢力の3分の2議席を阻止
2019年 08月 02日

参議院選挙・日本共産党は7議席を確保
参議院選挙と県議選挙では、多くの皆さんにご支援をいただき、大変お世話になりました。
日本共産党は、消費税の増税、年金減らし、憲法9条を変えて戦争をする国づくりなど、安倍政権の暴走政治をストップさせるために全力でたたかい、選挙区で京都・東京・埼玉で3議席、比例で4議席、あわせて7議席を確保しました。
比例の得票は448万票で、2017年の総選挙の比例440万票を8万票余り前進させました。梅村さえこ前衆議院議員や現職の仁比そうへいさんを落としたことは残念でしたが、共産党が率先して進めた市民と野党の共闘は大きく前進しました。
全国32の一人区ですべて野党が統一候補を擁立し10議席を確保(改選は2議席)。野党は改選前の89を103議席まで伸ばしました。その結果、自民党は改選議席を9議席減らして単独過半数を失い、公明党と合わせても改選前の147議席を141議席まで減らし、憲法9条を中心とした改憲をめざす勢力の議席を、国会で改憲発議ができる議席3分の2を割り込む結果を作り出しました。
群馬県でも市民と野党の共闘が前進
参院選群馬選挙区の野党統一候補として奮闘した「斎藤あつこ」氏は、48・18%という低投票率のもとでも、28万6651票(得票率38・62%)を獲得。前回参院選の堀越氏より得票を3万8036票(7・53%)増やして善戦ました。前橋市内の得票は5万3061票(得票率42・12%)でした。
残念ながら当選はできませんでしたが、消費税増税反対、9条改憲許さない等の共通政策の下で、市民と野党の共闘の取り組みが大きく前進し、衆議院選挙など安倍政権を倒す今後の戦いに明るい展望が切り開かれました。
得票数 得票率
斎藤あつこ 286,651 38.62%
清水真人【自民】 400,369 53.94%
前田みか子【諸派】 55,209 7.44%
私も、皆さんとともに平和と暮らしを守る政治をめざして全力を挙げる決意です。今後とも日本共産党へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
※写真は、投票翌日、県庁前で日本共産党の伊藤達也比例候補が小菅県委員長、党県議団・市議団とともに元気に挨拶。