弱い者いじめの消費税増税の中止を!
2019年 09月 19日
テレビの解説者が「10月からの消費税増税はやむなし」という説明をしていた。「年間予算が約100兆円で、そのうち医療・年金・介護など社会保障予算34兆円かかり、国債という借金返済が25兆円。まだ約千兆円も返さなければならない。予算の4割、約40兆円で防衛や公共事業などに使っている。スウェーデンなどヨーロッパ諸国は20%の消費税をとっている。日本の10%は低い方‥‥。」
しかし、とんでもないゴマカシだ。国の借金が増えたのは財界やアメリカの言いなりになって、道路や港・飛行場など無駄なゼネコン奉仕の大型公共事業を積み増し、憲法9条を無視して過去最高の軍事予算を増やし続け、法人税や金持ち減税を続けてきた結果だ。
いま、自公政権の下で、労働者の4割は非正規・ワーキングプアー、次々と給付を減らし負担を増やし続けている介護や年金制度は制度、先進国の中では最低水準。自公政権の悪政の責任を増税で国民に転嫁することは、絶対に許されない。