安倍政権の消費税10%増税は許せない!
2019年 10月 11日

10月から自民党・公明党などが消費税増税を強行した。相変わらず政府は「社会保障充実のため」と言っているが、消費税が増税されて31年、年金が減らされ、医療や介護の負担が増やされるなど社会保障制度は悪くなるばかりではないか。
消費税収入はこの31年間397兆円。同じ間に、法人税の減収は239兆円。所得税の減収収も275兆円。結局、大企業の減税と大金持ちの減税の穴埋めに消費税が使われてきたことははっきりしている。今、物価の高騰で労働者の実質賃金は5年余りの間に年間15万円も落ち込んでいる。高齢者は年金が減らされ、天引きされる介護保険料や国保税が値上げされ、いっそう厳しい暮らしを強いられている。あまりにもひどい悪政だ。
大企業や富裕層減税などの不公平税制をただし、軍事費を減らし、ゼネコン奉仕の無駄な公共事業を正せば消費税はなくせる。共産党は5%への引き下げを強く求めている。「弱い者いじめの庶民増税やめよ」の声を大きく上げよう!