特養老人ホームの待機者600人、前橋市は増設に全力を!
2019年 12月 04日
橋市は来年度までの116床の増設計画に責任を持て
特養老人ホームが足りません。1カ月に14万円程度費用がかかる民間の有料老人ホームなどと比較して特養は、年金収入などの所得に応じた比較的安い費用で入所できます。しかも特養は職員配置基準が厚く、手厚い介護が受けられます。
ところが、前橋市が計画し公募していた日赤跡地やJR前橋駅北口の再開発ビルへの特養の応募がなく、来年度中の116床の特養の整備計画の見通しが立たなくなっています。
党市議団は、「今600人もの特養入所待機者が、特養の増設を待っている。福祉法人の特養整備が消極的になっているのは介護職員の不足や用地確保に苦しんでいるため。市として、遊休市有地の無償貸与や人材確保など積極的な支援をして、計画通りの特養を整備すべき。新道の駅や中心街などの再開発事業への多額の税金投入を見直せば、特養の増設は可能」と強調し、「高齢者支援を優先すべき」と求めています。