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日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


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山本市長の公約はどこに? 高校生までの医療費無料化を予算化せず

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 今回の市長選挙で山本市長は市内全市域で配布した政策ビラや5人の候補者がそろった2回の公開討論会でも「予算額は2億円、高校生までの医療費無料化を決定」「ごみ減量によって生み出した3億円から充当します」と財源も示しながら、「18歳の高校生までの医療費の無料化」を明確に公約しました。この市長公約は、たなはし世津子氏が掲げた公約と一致していました。多くの市民が、少子化が進む中での子育て支援策として、その実現を多くの市民が期待しています。

  なぜ、実施に向けて新年度に予算化しないのか

ところが、3月3日から始まる第1回定例議会に提出された令和2年度の予算案には、この高校生までの医療費無料化を実施するために新たに必要な約2億円の予算が計上されておらず、制度の実施の根拠となっている「福祉医療費の支給に関する条例」改正案も提案されていません。

長谷川議員が2月18日に開かれた各派代表者会議で、出席していた山本市長に直接「市長は『決断・スピードを持ちマニュヘフェストを実現します』と明記しているが、高校生までの医療費無料化の公約は反故にするのか」と質問しました。

これに対して市長は、「今後1年かけて検討する」という無責任な答弁をしたのです。

長谷川議員は「あまりにもひどい態度だ。これまでにも山本市長は、選挙の時に『2百円で市内どこでも行けるバスを走らせる』とか『30人学級を実現する』『行き過ぎた税金の取り立てをやめる』と公約しながら、選挙が終われば『財政が苦しい』などと述べて公約を投げ捨てている。財源不足はないので、3月3日から始まる予算議会で、公約通り、高校生の医療費無料化の新年度からの実施を強く求めたい」と話しています。

 ※上の写真~1219日(木曜日)、市立前橋高校の探究学習(主権者教育)の一環として、2年生の皆さんによる模擬議会が議場で開催されました。模擬議会は2クラスずつ3回に分けて行われ、各回6名が高校生ならではの視点から代表質問を行い、山本市長や所管の部長などがこれに答えました。






by hasegawakaoru | 2020-03-03 21:09 | 市議会活動報告