マイタクの運行改善を!マイナンバーカード保有者に利用限定する制度改悪はやめよ!
2020年 10月 09日
タクシー運賃助成制度・マイタクの長距離利用者の負担軽減と運行時間の拡大を!
先日、市内の開業医の方からマイタクの運行改善の要望を受けました。「マイタクを利用して午後受診する高齢者が、診察や薬局から薬をもらって帰る時、6時を1分でも過ぎると、運賃助成がなくなる。こんなひどい制度はすぐに改善してほしい。そして日赤病院などへの受診の紹介状を書いても、マイタクでは片道数千円もかかる。通院のための利用はもっと負担を軽くしてほしい」との声。すぐに改善が必要です。
前橋市は、マイタク利用をマイナンバーカード保有者に限定する制度改悪やめよ
市当局は「来年度の新規のマイタクの利用登録申請者はマイナンバーカードによる利用に限定するとともに、現在、紙の登録者証と利用券を使っている利用者も令和4年度から全員をマイナンバーカードによる利用に一本化する」と表明しました。
マイタク利用者の選別や制限は憲法違反
マイタクは平成28年1月からの運行開始、市内10社のタクシーに乗車するときに、75歳以上の高齢者や身体障害者、65歳以上で運転免許証のない方などを対象に、運賃の半額、上限1000円を支援する制度です。現在の利用登録者数は約2万8人、その内実際の利用者は1万人、1日約600人です。利用時間は午前7時から午後6時まで。年間に120回です。
