人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本共産党前橋市議会議員 長谷川薫  【年齢 70歳】 現在・6期・携帯・090-1534-5061・自宅~前橋市南橘町15-5・お困りごとや行政への要望などありましたら、お気軽にご連絡下さい。


by hasegawakaoru

前橋市長が、福祉を切り捨て「大型開発」と「スーパーシティー構想」推進の予算を強行

 3月3~26日まで開かれた第1回定例市議会が終わりました。共産党市議団は市議選で掲げた公約の実現をめざして全力を上げました。

しかし、山本市長は市民が求めるコロナ感染防止対策や高齢者や子育て支援策の充実には背を向け、菅政権がめざすデジタル化に追随し、マイナンバーカードの普及やスーパーシティ構想を強力に推進する市政運営を強めています。日本共産党市議団以外の全会派は、市長が提案した福祉暮らし切り捨て予算案に賛成しました。


福祉や暮らしの予算を約10億円もバッサリ切り捨て


前橋市長が、福祉を切り捨て「大型開発」と「スーパーシティー構想」推進の予算を強行_e0260114_19311769.jpg


新年度の一般会計予算は、コロナの影響で市税収入が約52億円減少しますが、これまでのため込み金(財政調整基金)を17億円繰り入れ、国からのコロナ対応の特例交付金25億円などの収入によって、昨年度予算より約120億円、8・3%増の約1563億円の過去最高の予算を編成しました。

ところが、市財政課は予算編成にあたって、各部課に一律10%減額した予算要求を指示したため、福祉や暮らしの予算は9億8680万円も縮小廃止されました。

その一方で、新「道の駅」やJR前橋駅北口再開発など大型公共事業(35億円)やスーパーシティ構想を目指すためのマイナンバーカード普及に係わる予算や財界が求める人材育成のギカズクール構想予算は十分確保されました。

共産党市議団は、「総額4591万円の廃止した施策(▼小学校入学祝の黄色い帽子給付▼運転免許証の返納者への交通利用券給付▼高齢者住宅改修費補助▼民間保育園への産休代替職員補助)の復活を。縮小した総額約7億円(▼各種団体への運営補助▼マイタク支援▼放課後の学校開放事業▼介護慰労金▼保育園や児童クラブへの補助金‥‥)も復活を。また、休止した事業は総額約2億円(▼移動音楽教室▼各地区文化祭やイベント補助‥‥)は、内容や時期を変えて復活すべき」と主張しました。

市当局は、一切の見直しに応えようとしませんでした。


コロナ感染防止対策や営業や暮らしの支援は不十分


前橋市長が、福祉を切り捨て「大型開発」と「スーパーシティー構想」推進の予算を強行_e0260114_19332754.jpg


市民の感染者が700人を超え、感染拡大が止まりません。

党市議団は「無症状感染者をPCR検査によって早期に把握すべき。重症化リスクの高い医療従事者や高齢者施設での定期検査(社会的検査)の実施が必要」「減収が続く医療機関への財政支援を」「倒産や廃業の危機にある中小事業者への再度の直接支援を」と主張しました。市当局は、ワクチン接種体制は強めようとしていますが、PCR検査の拡充や医療機関への財政支援、中小事業者への直接支援は拒否しました。


がん検診の有料化を打ち出し敬老祝い金は削減


市当局は、2022年度(来年4月)からのがん検診を1検査当たり500円の有料化を決めました。また敬老祝金の80歳と88歳の高齢者各1万円総額5800万円の廃止条例を提案しました。共産党市議団は、100歳(10万円)も含め敬老祝金制度の維持を主張しましたが、他会派が88歳だけを残す修正案を提出。多数決で80歳の廃止を決めました。党市議団は、大型開発を優先する市政運営を厳しく批判しました。


大型開発とスーパーシティ構想の推進やめよ


前橋市長が、福祉を切り捨て「大型開発」と「スーパーシティー構想」推進の予算を強行_e0260114_19323745.jpg


山本市長は、「もっと暮らしやすい街をつくる。10年後の前橋版スーパーシティは、デジタル最新技術によって生まれる時間と心のゆとりで、自分らしい人生を楽しめるまちづくり」と説明しています。しかし、その中身はマイナンバーカードとスマホを全市民に持たせて、無人自動車に顔認証で乗ってキャシュレス決済、健康保険証も医療健康情報もマイタク利用もマイナンバーカードで…。市役所に来なくても24時間、各種申請手続きができると利便性を強調し、市行政の最優先施策に位置付けています。

党市議団は「あらゆる個人情報を丸ごと民間事業者に提供しなければ実現できない構想。超国民監視社会の危険が高まり、デジタル化に不慣れな高齢者が行政サービスから排除される。市民合意のないスーパーシティ構想の推進は中止すべき」と強調しました。

また、「市財政の危機なら不要不急の大型開発を見直すべき。中心市街地に市立図書館を移転し、スズランを建て替える再開発事業が市民合意なのか。民間事業者に丸投げの新『道の駅』も農業や観光振興に貢献できない施設になりかねない」と強く警告しました。


by hasegawakaoru | 2021-04-06 19:19 | 市議会活動報告