副市長にも総務省官僚を起用~共産党は反対
2021年 06月 29日
山本市長が中島副市長退任後の副市長に、再び総務省官僚を起用~党市議団は反対
市議会最終日の29日、任期途中の7月末で体調不良で退任する中島実副市長の後任に、山本市長が総務省でデジタル政策を推進する官僚の大野誠司氏(42歳)を選任したい旨の人事議案を提出しました。
共産党市議団は、「副市長にはスーパーシティ構想を推進するための総務省官僚ではなく、市行政に精通している市の幹部職員もしくは職員OBを選任すべき」という立場から、大野氏の選任に反対しました。
反対理由は21日に開かれた各派代表者会議に市長が人事案を説明した際に、私は市長への質疑とともに問題点を表明しました。
「市長は,スーパーシティ構想の推進が最大の懸案事項と考え、すでに前橋市のデジタル政策担当部長に松田圭太氏を総務省から招いているにもかかわらず、重ねて総務省からの副市長人事はあまりにも偏っており問題です。 デジタル化を進めることが前提のスーパーシティ構想は、市民の強い要望ではありません。少子高齢化が進み、福祉や教育の充実策など多くの市民要望を実現するためには、前橋市政に精通している市の元職員および現職の幹部職員からの起用が、市長をバックアップする副市長の後任としては適切です」