一人暮らし高齢者の支援強化を!
2022年 02月 17日
先週は、自宅で倒れた一人暮らし高齢者から「助けてほしい!」という緊急の連絡を受けて、支援する活動が連続した。寒い冬は、高齢者の脳卒中などの急病が多い。
一人は、突然、自宅で倒れて半身マヒになったと携帯に連絡があり、急いで駆けつけて救急車をよび病院に搬送してもらった。幸いに脳梗塞が起きて2時間程度で病院到着できたので血栓を溶かす点滴治療ができた。「入院リハビリで後遺症を克服し回復が期待できる」と医師からの説明を受けたて一安心した。
もう一人は、家の中で倒れて起き上がれなくなり、電話で助けを求められた。家中が施錠されていたため、消防隊が窓ガラス戸を壊して中に入り渋川市内の病院にやっと搬送できた。一人暮らしの方が家中の鍵を閉めて中で急病になると、助けも求められず死亡することも避けられない。
高齢者の日常的な見守りと急病時の支援策を市行政として、いっそう充実することが必要だと痛感した。市当局に自分自身の体験に基づく市民要望を掲げて、命を守る施策の充実を求めたい。